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ナメクジ基礎の基礎
我々が普段「ナメクジ」と呼んでいる生き物は、つまり貝殻を持たない陸棲貝類である。その外見の単調さから単純で原始的な生き物と誤解される場合もあるが、ナメクジが含まれる軟体動物門の仲間は複雑な構造をした高等生物である。当然ナメクジには脳に相当する神経があり、複雑な内臓も持っている。ところでこのサイトで扱うナメクジには2系統ある。いわゆるナメクジの仲間とアシヒダナメクジの仲間である。どちらもナメクジと呼ばれているが全く別の生き物である。ナメクジ類が陸棲貝類(カタツムリ)が殻を退化させていったものであるのに比べて、アシヒダナメクジはウミウシに似た海岸動物が上陸したものであり、上陸時点で既に殻を持っていなかったと思われる。
食性は種によって大分異なり植物質の餌を食べるものからカタツムリを襲って食べるものまでいる。カタツムリの様な殻がないため軽快に行動できる反面、乾燥時に逃げ込む殻がないので乾燥には耐えられない。しかし粘液のおかげか一般に思われているような過剰な多湿環境は必要としない。
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